Teams会議でミュートにするとShokz (AfterShokz)でビープ音が鳴る現象の回避策(Workaround)です。
この手法は追加のソフトウェアインストールを必要としませんが、Teamsでミュートするごとに作業が必要です。
背景
私が利用しているShokz (AfterShokz)の骨伝導イヤホンは、デバイスをミュートにするとビープ音が一定間隔で鳴る仕様があります。
最近、Teams会議においてミュートをするとビープ音が鳴るようになりました。 今までそのような現象に遭遇しなかったため、おそらくアップデートに伴い、Teamsをミュートにするとデバイスがミュートされるように仕様が変わったものと思います。
インターネットで検索すると様々な解決方法が出てきますが、個人的にあまり追加のソフトウェアをインストールしたくなかったため、本記事ではWindowsの標準機能のみで回避する方法を記します。
対処方法
9月13日に別の記事で書いた内容ですが、本記事に統合しました。
ミュート時にTeamsのマイクをShokz以外に設定します。
Shokzの入出力をパイプする仮想デバイスが設定できれば理想1ですが、追加のソフトウェアをインストールしたくないため(やや面倒な)この方法を記します。
- Teams会議時に、右上のその他ボタンをクリックする
- デバイスの設定をクリックする
- ミュートにする場合は、マイクをShokz (AfterShokz)以外に切り替えてからミュートにする
- Shokzのビープ音が続く場合は、手動でShokz本体のミュートを解除する
- ミュートを解除する場合は、マイクをShokz (AfterShokz)に切り替えてからミュートを解除する
過去の対処方法を表示するにはここをクリック
Teamsをミュートにしつつ、デバイスは非ミュートにします。 どちらの方法も、Teamsをミュートにした状態(イヤホンからミュートのビープ音が鳴る状態)で行います。また、Teamsがデバイス本体までミュートにするため、会議でミュートするたびにこの手順を繰り返す必要があります。
方法1. 手動でデバイスのミュートを解除する
- タスクバーのスピーカマークを右クリックし、サウンドをクリックする
- 録音タブをクリックし、ヘッドセット(OpenComm By AfterShokz)をダブルクリックする
- ヘッドセットのプロパティウィンドウにおいて、レベルタブをクリックし、ミュート状態を示すスピーカアイコンをクリックする
スピーカアイコンをクリックしたときに、Shokzからミュート解除のフィードバックが来ればOKでしょう。
ヘッドセットのプロパティウィンドウを常に開けておけば、ミュートをする度にスピーカボタンをクリックするだけなので、多少は楽かもしれません。
方法2. マイクのミュートをトグルするファンクションキーを使う
もしキーボードにマイクのミュートをトグルするファンクションキーがあるのであれば、デフォルトのマイクデバイスがShokzにした上でそれを押します。 当然ですが、デフォルトのマイクデバイスがShokz以外であれば効果はありません。
ファンクションキーを押したときに、Shokzからミュート解除のフィードバックが来ればOKでしょう。
仮想デバイスがTeamsにより強制的にミュートになってもShokz本体には影響しないため ↩︎